生まれたばかりの日を一緒に迎える(平成20年のセミナー感想文)
生まれたばかりの日を一緒に迎える
皆セミナーの準備をしていたのが強く感じられました。皆最高のの体調になるように頑張っていました。稽古で早いペースでやっている技が増えてきました。何か大事なイベントが近づいている感じが空気にも漂っていました。
私はセミナーに登録したのは初めてでした。朝稽古を選びました。やっと、しばらく待っていた日が来ました。人数が多いです。普段同じグループで稽古する人はいうまでもなく、顔だけが分かる人も親戚のように感じられます。
関師範はエネルギーを込めた調子で道場の真ん中に歩いています。準備運動。準備しているうちに、道場の中に新しい日を迎えているということに気付きます。ガラス壁を通して下の建物の屋根、そしてすぐ前に巨大な太陽が上がっているのを見ています!全世界の頂点にいます!ジェダイ武者です!
この生まれたばかりの日を、合気道を学びに道場に来た人、私と同じに考えている人と一緒に迎えています。すばらしい感じです!これは最初の、永久に消えない印象です。
もう一つの印象は、セミナーに出た人は、袴などを問わず、皆平等だ、という感じです。普段の稽古では、袴を着けた人が私と組んだら退屈でしょう、といつも思っています。その人にとって何か習う機会ではなく、教える機会としかならないからです。一方、セミナーでは皆一緒に習っています、一人の達人、関師範のもとに一緒に習っています。このような態度は本当に感激させるものです。だれでも本当に相手と共に技をしようとしています。こういう稽古が生徒の成長にとてもいいと思います。
全ての参加者はセミナーの数日にわたって大分成長してきたと確信しています。皆にとてもいい印象が残っているのも疑いありません。私自身にとっては、このセミナーの結果、朝稽古が大好きになりました。朝6時半に起きて、合気道の稽古をしながら新しい日を迎えて、この一日分のエネルギーを得ることができると分かりました:)。セミナーの前には朝稽古に出ることが絶対できないと思っていたのに。
オガノヴァ・アンナ、5級(こいのぼり道場)
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